⑭一般名:ラブリズマブ(Ravulizumab) 販売名:ユルトミリス(Ultomiris) 薬効:抗補体(C5)抗体 対象疾患:発作性夜間ヘモグロビン尿症
各DBで検索すると下図にようになっています。 FAERS:569件 JADER:7件
被疑薬に絞っても件数はかわりませんでした。
調べてみると 国際誕生年月:2018年12月 国内販売開始月は2019年9月(添付文書より) でした。
スコアランキングの状況を下図に表します。
続いて、件数で多いもの順に並び替えたものを下図に表します。
添付文書に記載の副作用を見てみると、 ◆重大な副作用 髄膜炎菌感染症(頻度不明) infusion reaction(頻度不明) ◆その他の副作用 頭痛(17.1%)、悪心(3.2%)、発熱(2.7%)、上気道感染(2.7%)、疲労(2.3%)などが報告されています。 FAERSではやはり頭痛は件数は多そうです。 その他痛みについての神経系障害も見られます。
下図にアップします。
2019年9月に発売開始の薬剤です。 このJADERのデータは2020年4月公開のデータ(2019年12月まで報告のもの)ですので、 実質2019年9月~12月の期間における報告数となります。
レポート一覧を確認すると下図のようになります。 併用薬を多く使っている例もありますが、比較的シンプルな処方ケースも見られます。
Date
(PubMed追加日)