⑬一般名：アカラブルチニブ（Acalabrutinib） 販売名：国内未承認薬 米国販売名：Calquence,カルクエンス 薬効：BTK阻害薬 対象疾患：血液がん
各DBで検索すると下図にようになっています。 FAERS：443件 JADER：報告なし
被疑薬に絞ると FAERS：352件 JADER：報告なし です。
アカラブルチニブやカルクエンスといった日本語での検索は出来ません。（国内未承認薬） Acalabrutinib や、Calquence で検索できます。
続いて、件数で多いもの順に並び替えたものを下図に表します。
シグナル総合ランキングですと件数の少ないものも上位にありますが、 件数順で並べると重篤なものも多く報告されています。
血液がん治療薬の次世代選択的BTK阻害剤である本薬剤「アカラブルチニブ」について、 アストラゼネカ社は新型コロナウイルス感染症を対象としたCALAVI試験を開始したと発表しています。 CALAVI試験は、新型コロナウイルス感染症の重症患者に関与すると考えられている過剰免疫反応（高サイトカイン血症）に対して、薬剤の効果を評価する無作為化国際共同試験となります。 対象患者を2つのPartに分けるデザインを採用しており、早期のデータ抽出・分析を目指しています。 Part1は、集中治療室（ICU）に入室していない新型コロナウイルス感染症の入院患者を対象として、ベストサポーティブケア単独療法とベストサポーティブケアにアカラブルチニブを追加した併用療法を比較・評価するもの、 Part2では、ICU 入院患者を対象に、ベストサポーティブケア単独療法とベストサポーティブケアにアカラブルチニブを追加した併用療法を評価するもの、となっています。
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(PubMed追加日)
