シグナル管理に関する投稿3回目です。
今回はシグナル評価ステップにおけるアクションの2つ目をご紹介します。
アクション2の目的は、処方患者数の推移状況を確認することにより、 副作用の追加報告が、処方患者増加によるものかどうかをチェックすることとなります。
[方法] 株式会社インテージリアルワールド社の統合医療データベース”Cross fact”のうち、 調剤レセプトデータ”をもとに、拡大推計により算出した処方患者数の推移を確認します。
2021年の1年間における月毎の処方患者数の推移(上図)をみても 処方患者数が増加している傾向は認められませんでした。 よって、安全対策の要否については、さらなる検討の必要があるものと思われます。
次稿においては、 JADERのデータはおよそ4カ月前なので時間差を考慮するためのアクション3を紹介したいと思います。
目下、搭載を目指して検討を進めているところです! 2022年度中の搭載を目指してデータの搭載方法や内容の設計、契約内容などの検討を進めています。
それまではレポート形式でトライアルデータをご提供いたします。
詳細の情報については 「統合医療データベース」について のページからご確認をお願いします。 (株式会社インテージリアルワールド社のホームページが開きます)
院外調剤レセプトデータでは注射剤のデータが無いという課題を統合医療データベースではカバーできるようになっています。
Date
(PubMed追加日)